もう1つ、より危険な遺伝子組み換え、モンサントのIntacta

枯れ葉剤耐性遺伝子組み換え大豆は米国でもブラジルでも大問題になっており、来年日本人の胃袋に入ってくるかどうかまだわからない。止まってくれるかもしれない。そう期待したい。だけど、残念ながら確実に入るであろうものにモンサントが鳴り物入りで宣伝する新世代遺伝子組み換え大豆、Intacta RR2 PRO(RR2=Roudup Ready2、以下略してIntactaと表記する)がある。 “もう1つ、より危険な遺伝子組み換え、モンサントのIntacta” の続きを読む

枯れ葉剤耐性遺伝子組み換え大豆にもの申す

枯れ葉剤耐性の遺伝子組み換えについては何度にわたり書いてきました(枯れ葉剤耐性遺伝子組み換えについての記事)。事の大きさに対して日本社会の反応はあまりに小さいです。農林水産省はさらなる枯れ葉剤耐性遺伝子組み換え大豆(ダウ・ケミカル社)の承認を予定しており、12月4日期限のパブリックコメントが始まっています。 “枯れ葉剤耐性遺伝子組み換え大豆にもの申す” の続きを読む

新たな遺伝子組み換えの脅威

遺伝子組み換え作物の環境や健康への影響に世界が気がつき始めた。しかし、事態はより深刻化しようとしている。より危険な遺伝子組み換え作物が登場しようとしているからだ。その背景はモンサントの2大GM技術(農薬[ラウンドアップ]耐性とBt=殺虫性)の破綻である。 “新たな遺伝子組み換えの脅威” の続きを読む

日本政府はモンサントのRR2 Intactaの輸入を禁止すべき

 遺伝子組み換えは従来の種子に代わり、今年以降、これまでよりもさらに危険性を増す可能性の高いものが登場しようとしている。ダウの枯れ葉剤耐性大豆やモンサントの第二世代ラウンドアップ耐性大豆(RR2 Intacta)などである。 “日本政府はモンサントのRR2 Intactaの輸入を禁止すべき” の続きを読む

英国スーパーの非遺伝子組み換え飼料使用放棄と日本社会

英国のスーパーTescoがこれまで貫いていた遺伝子組み換え飼料を使わないという方針を撤回して以来、生協含む多くの食肉販売スーパーなどが遺伝子組み換え飼料を使わない方針を次々に放棄している。
Tesco、Asda、Morrisons、Waitrose、そしてSainsbury’sや生協のThe Co-operative Groupも。
Sainsbury’sとThe Co-operative Groupは鶏肉にはすでに非遺伝子組み換え維持の放棄をしていたが、それが豚肉にも拡大された(注1)。 “英国スーパーの非遺伝子組み換え飼料使用放棄と日本社会” の続きを読む

大豆の安全保障を!

大豆は言うまでもなく日本の食文化において要の位置を占める。大豆で作った味噌やしょうゆがなければ日本の食を成り立たせるのは難しいだろう。そして大豆は日本の農業の有機的なサイクルの一部をなす重要な作物でもあった。

しかし、近代の日本で大豆の生産は捨てられたままだ。富国強兵に走り、農村は貧困化し、大豆生産は落ちる。重要なタンパク源を失い、社会的騒乱を招くことも増えた。その危機的事態に対して、日本政府は農業政策を変更することなく、大豆を捨て続け、その代わりに、朝鮮半島を植民地化し、中国東北部に傀儡国家を打ち立てる。満州鉄道は別名大豆鉄道と言われたほど、日本は8割近い大豆を植民地体制で確保した。
“大豆の安全保障を!” の続きを読む

ジカンバ耐性遺伝子組み換え大豆などへの私のコメント

農水省によるジカンバ耐性など遺伝子組み換えの飼料の安全性に関するパブリックコメントの締め切りが4月2日に迫った。モンサント社によるジカンバ耐性遺伝子組み換え大豆、モンサント社による除草剤グリホサート耐性セイヨウナタネ、シンジェンタ社による害虫抵抗性トウモロコシの3つをまとめてコメントを求めるものである。

ここではジカンバ耐性大豆の問題に焦点を当てて私のコメントを書いてみた。なお、このページ上にある遺伝子組み換えの危険を指摘する資料ページへのリンクは送付するコメントには字数制限のため、別送している。

パブリックコメントの趣旨や投稿先のリンクはこのページの末尾にまとめた(こちらは終了済み)。

2013年6月21日追記:さらに新たにジカンバ耐性大豆のパブリックコメントが始まった。こちらの期限は7月20日。こちらの詳細は農水省プレスリリースへ。この記事の対象の大豆との違いはこの記事の大豆がジカンバ耐性だけなのに対して、さらにグリフォサート(モンサントの農薬ラウンドアップの主成分)耐性も兼ね備えているということであり、下記の記事の内容は有効であると考える。

背景事情などは別記事にまとめたのでご参照いただければ幸い

“ジカンバ耐性遺伝子組み換え大豆などへの私のコメント” の続きを読む

枯れ葉剤耐性遺伝子組み換えなどのパブリックコメントに対して

日本ではここのところ異常なスピードで遺伝子組み換え作物の承認に向けたパブリックコメントが続いている。EUが承認を凍結し、米国でも大きな反対運動の前に承認が進まない状況を考えるとその異常さがはっきり見えてくる。

3月16日に締め切りとなる遺伝子組み換えの承認に関するパブリックコメントがある。デュポン、ダウ・ケミカル、モンサント、サントリーホールディングスの申請によるものだ。締め切り期日が迫ってきたので、今回の承認で特に問題と思われることに焦点を絞ってコメントを書いてみた。

パブリックコメントの字数制限が2000文字ということもあり、論点は絞らざるをえなかった(しかし、トウモロコシとカーネーション、大豆という関連のない8品種が一度にされているコメントなので、この8種類それぞれ2000文字と考えて書くという手もある)。カーネーションなどについては言及できていないが、問題がないと考えているわけではない。

これ以上の農薬汚染、遺伝子資源の汚染を防ぐためにも、多くの人がそれぞれの意見を農水省や環境省に送られることを切に願う。

パブリックコメントの趣旨や投稿先はこのページの末尾にまとめた。

背景事情などは別記事にまとめたのでご参照いただければ幸い→遺伝子組み換え作物の相次ぐパブリックコメントに対して

“枯れ葉剤耐性遺伝子組み換えなどのパブリックコメントに対して” の続きを読む