ADSLとドアフォンの共存方法

つまらないことなのだけど、同じことで他の人が時間を浪費しないようにメモしておきます。

とあるところにADSLを導入することになり、ISPと契約してモデムが送られてきた。電話線にADSLモデムをつなぎ、ADSLから電話機に接続する。ADSLはすぐにつながり、電話機も問題なし。あっという間。ここまではよかった。問題はその電話機がドアフォンともつながっていたこと。

ドアフォンがつながらない、と言われて、配線よく見たら、ドアフォンアダプターからは6極6芯のケーブルになっている。ADSLは入力も出力もどちらも2芯だからドアフォンがつながらないのはあたりまえ。

それならスプリッターかませればいいのだろう、とスプリッターを店に見に行ったけど、どのスプリッターも入出力2芯(それが当たり前なのだけど)。ドアフォンアダプターからは6芯の出力しかない。

インターネット上の情報検索したらかえって混乱した。アダプター自作しろとか。しかし、実際、きわめて簡単だった。

ドアフォンアダプターを壁から外したら2芯の電話線がドアフォンアダプターの背面につながっていて、その電話回線に加えてドアフォンからの4本の導線が加わって出力には都合6芯となっているのだった。だから、スプリッターはこの電話線とドアフォンアダプターの間につなげばいい。スプリッターとの入出力で電話回線2本分出し入れするだけなので、改造も不要。ADSLも通常通りスプリッターとつなげばOK。

ドアフォンも問題なく動き、インターネット接続も快調。