ラウンドアップ裁判、今後は販売する側も訴訟の対象に!

 米国でラウンドアップを販売するHome DepotやLowe’sはラウンドアップの販売の際に、間違った印象を与えて、消費者にその発ガンの危険を伝えなかったとして、カリフォルニア連邦裁判所に集団訴訟されるかもしれない(1)。

 カリフォルニア州では販売の際にはラウンドアップなどグリホサート系除草剤には発ガン性の可能性があることを表示することを求めており、これらの流通業者はそれを怠ったとして、告発されている。モンサント(バイエル)だけでなく、その製品を売る側にも責任が問われる事態になっていくだろう。

 さて、日本の流通業者で、その責任を感じて動いてくれたのは、100円ショップのダイソー。今日、近所のダイソー見に行ったら、グリホサートはもう置かれていなかった。これは大事な一歩。しかも小樽・子どもの環境を考える親の会の要請で対応したというところがすばらしい! みなさん、ありがとう!!

 でも、グリホサートに代わってグルホシネートを使った除草剤が出ていた。グルホシネートもグリホサートと同様、遺伝子組み換えでも使われる除草剤なので、五十歩百歩の害がありうる。一歩前進、一歩後退。だけど、ダイソーではお酢の除草剤が登場。これで半歩前進というところだろうか?

お酢の除草剤。お酢を作る原料は遺伝子組み換えトウモロコシが使われている可能性が高いが、グリホサートが販売されることよりはずっとましだろう。さらに安全性の高いものは探すことは可能。

これはグルホシネート(バイエルが開発し、バスタの名前で商品化されている)農薬。買ってはダメ。

こちらもグルホシネート。買ってはダメ

 小樽・子どもの環境を考える親の会の要請に対して、他の3つの流通業者はその責任を認めていない(2)。しかし、米国でこうした流通業者の責任を追及する動きが本格化していくだろう。

 日本の店舗ではグリホサート系の農薬が「環境に優しい」とか、「自然物に生分解される」など、海外では虚偽広告として訴えられる表現がいまだに使われているケースが少なくない。そんなことをしていて自分たちには責任ないなどと言っているようであれば、大変な事態になることに気がついてほしいものだ。

(1) Home Depot and Lowe’s Face Roundup Lawsuits over Lack of Cancer Warning

(2) 小樽・子どもの環境を考える親の会

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