米国政府が支えるモンサント(バイエル)

 モンサント(バイエル)のラウンドアップに対する裁判がカナダやオーストラリアでも起こされ、さらにはトーゴーが禁止を決定するなど、ラウンドアップに対する世界の目はさらに厳しくなるばかりだが、米国政府は一貫してモンサントの渉外部として世界に干渉をし続けている。 “米国政府が支えるモンサント(バイエル)” の続きを読む

「グリホサートは安全」の虚構

 欧州司法裁判所で10月1日に農薬の今後を決めるとても重要な裁定がなされた。
 農薬は単独の有効成分だけではなく、その売られている状態における安全性が審査されなければならず、しかも急性毒性だけでなく、慢性毒性と発ガン性試験を行わなければならない、という内容(1)。 “「グリホサートは安全」の虚構” の続きを読む

遺伝子組み換えや農薬を包括的に避ける新たな民間認証制度

 明日、10月1日は何重にも腹立たしい日となる。消費税増税、さらにゲノム編集食品の解禁、今日はさらにゲノム編集を有機認証に含めるための検討会までを開いたという(リーク情報。今日の会議の情報はまだ届いていない)。安倍政権の国会無視は常態化しており、政策を私的な会議で決めてしまう。今回の会合に関しては開催の情報すら隠され、日本列島住民は一切蚊帳の外。最新情報がないのでなんとも断定はできないが、もし本日本当に開催されたのであれば、その独裁状況はさらにひどくなっている、と言わざるをえないことになる。 “遺伝子組み換えや農薬を包括的に避ける新たな民間認証制度” の続きを読む

米国農産物の巨額購入を安倍政権は約束済み?

「トランプ米大統領が安倍晋三首相に対し、米農産品の巨額購入を直接要求していたことが13日、分かった。対中国輸出が貿易摩擦で減少しており、穴埋めを求めた形。これまでの会談でトランプ氏は大豆や小麦など具体的な品目を挙げたとされ、米政権は対日貿易赤字の削減を目指して進めている日米貿易交渉の枠組みとは別に購入を迫っているという。日米両政府の関係者が明らかにした。 “米国農産物の巨額購入を安倍政権は約束済み?” の続きを読む

生態系の崩壊と農薬

 生態系が崩壊し、人類も危機的状況に追い込まれる可能性がいくつもの分野から同時に警告される事態になった。しかも遠い未来ではなく、2050年にはそれがやってくるかもしれない。その原因は人間の活動であり、中でも工業的な農業を変えなければもう人類には未来がない、と書くと、どこのサヨクがそんなことを言っているんだ、と言われるかもしれない。しかし、こうした指摘は国連や保守的なシンクタンクから出てきている。 “生態系の崩壊と農薬” の続きを読む

ラウンドアップ裁判、今後は販売する側も訴訟の対象に!

 米国でラウンドアップを販売するHome DepotやLowe’sはラウンドアップの販売の際に、間違った印象を与えて、消費者にその発ガンの危険を伝えなかったとして、カリフォルニア連邦裁判所に集団訴訟されるかもしれない(1)。 “ラウンドアップ裁判、今後は販売する側も訴訟の対象に!” の続きを読む