沖縄と東電福島原発事故-その3 MCP

放射能被曝対策としてチェルノブイリ周辺でも実際に使われたものとして、アップルペクチンがある。いろいろな説があるが、体内に取りこまれてしまった放射性物質の排出に役立ち、免疫の向上に役立つという報告がある。しかし、チェルノブイリ周辺でも最初はリンゴではなく柑橘系のペクチンを使おうとしていた、しかし、気候的制約から柑橘系の果物は入手できなかったため、リンゴを使ったという。

沖縄ならば柑橘系の果物にシークワァーサーがある。エキスを絞った後の皮などからペクチンを抽出することができれば沖縄の食料自給率には負荷をかけずに放射能汚染の対策となる素材を作ることができるのではないか? “沖縄と東電福島原発事故-その3 MCP” の続きを読む

沖縄と東電福島原発事故

福島東電原発事故の後、家族は沖縄に避難した。連れ合いと息子はどちらもステロイド治療をしており、免疫が人一倍弱い。その状態にわずかの被曝でも危険と考えざるをえなかったから避難するようお願いした。

沖縄と日本との関係を長く考えてきたつもりだけれども、このような形で沖縄に関わることは想像していなかった。琉球処分、日本の軍国主義の犠牲となった沖縄戦、そして戦後の基地の押しつけ、その上に家族の避難。本当にいいのか、何度自問自答したかわからない。しかしそれしか選択は見つからず、それ以来、沖縄と原発の問題、そして自分がどう関わるのか、問われ続けている。

一方、東電原発事故による放射能汚染という事態。避難できない高汚染地域の住む人びとのことを考えると胸がさらに苦しくなる。 “沖縄と東電福島原発事故” の続きを読む

アルゼンチン、遺伝子組み換え大豆の農薬噴霧で居住不能になった町

アルゼンチンでは遺伝子組み換え大豆の耕作が急激に増加し、全農耕地の6割を超すほどの巨大なモノカルチャーとなっている。この大豆耕作に伴い、モンサントのラウンドアップなどの農薬が大量に使われるようになり、大きな健康被害と環境破壊を生み出している。その実態をTengaiというエクアドルの環境問題のニュースを扱う市民メディアがアルゼンチン医師のインタビューを通じて明らかにした。

このように深刻な健康被害、環境破壊をして作られる大豆はヨーロッパや日本を含むアジアの家畜の餌やバイオ燃料として輸出される。彼らの被害は日本のわれわれと無関係でなく、彼らの苦しみはやがて家畜の肉を通じてわれわれの体にも入ってくるかもしれない。その意味でも他人事ではない。

スペイン語の翻訳をしていただいたものを以下に掲載する。

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セラード開発を問う

日本とブラジルの関係を考える時、セラード開発問題を避けて通ることはできない。セラードとはブラジルの中央部にあるサバンナ地帯だ。この地帯で日本政府は政府開発援助(ODA)を使って大規模な農業開発を行ってきた。

しかし、このセラード開発をめぐる問題は日本の中で十分伝わってきていない。そこでこの問題について簡単にまとめてみた。 “セラード開発を問う” の続きを読む

ブラジルの核事故被害者から福島への連帯メッセージ

6月のRio+20に平行して開かれたCúpula dos Povos(ピープルズ・サミット)でブラジルの反原発運動が準備した反核テントでAVCésioという1987年にブラジルのゴイアニアで起きたセシウム漏洩事故の犠牲者によって作られた団体の代表、オデッソン氏(Odesson Alves Ferreira)にお会いした。 “ブラジルの核事故被害者から福島への連帯メッセージ” の続きを読む