多国籍企業による食の独占を阻む2つの国際的な取り組み

 種子や水などの公共の富の私物化に走る多国籍企業、その活動を拡げるための自由貿易協定、ラテンアメリカで、アフリカで、そして日本を含むアジアでそのプロセスは進みつつある。この動きは止められないのか? “多国籍企業による食の独占を阻む2つの国際的な取り組み” の続きを読む

ブラジルとグアテマラで「モンサント法案」

 ブラジルは2003年の種子法改正によって、モンサントが要望する種子の知的所有権を保護する法制度を準備し、2005年の遺伝子組み換え作物栽培完全合法化につなげた(もっとも非合法にそれ以前にも遺伝子組み換え大豆がアルゼンチンから持ち込まれ耕作されており、その既成事実をテコに強引に合法化したといえる)。 “ブラジルとグアテマラで「モンサント法案」” の続きを読む

世界で進む有機、脱農薬の動き、真逆の日本

 かつて日本の再生可能エネルギーに関する技術は世界のトップをいっていただろう。それが原発や石炭火力にしがみつく政治によって世界から周回遅れになってしまったという。
 同じことがいろんなさまざまな分野で起きている。農業もその1つ。 “世界で進む有機、脱農薬の動き、真逆の日本” の続きを読む

ずさんな遺伝子組み換え蚊の放出実態(ブラジル)

 ブラジルで蚊が激増し、蚊による感染でデング熱やジカ熱の被害が深刻化。そこで遺伝子組み換え蚊を導入する計画が持ち上がる。生まれた幼虫がすぐ死ぬように遺伝子組み換えしたオスを大量放出することで蚊の数を減らそうというわけだ。 “ずさんな遺伝子組み換え蚊の放出実態(ブラジル)” の続きを読む