「ゲノム編集」種子の後代交配種は「ゲノム編集」ではない?

 「後代交配種、販売前届け出求めず−ゲノム編集作物の“子孫”」
https://this.kiji.is/687247960347903073?c=395501877279457
 厚生労働省のこの決定がどれほど日本の現在・未来を危うくするか。まず何を意味するのか、見てみよう。要するに「ゲノム編集」された作物は届け出する(義務ではない)。でもそれを親に作った品種は届け出すら不要。そして、この後者を流通させることにすれば消費者はまったく政府が公表する情報で「ゲノム編集」食品を避けることは不可能になるという仕組みである。こんなことを許したら食のあり方を決定する手段すら奪われるということになる。

 ありえない。もし、これが認められるのであれば、無限に「ゲノム編集」生物・食品はトレースすることができなくなる。そして、「ゲノム編集」を規制する国には日本の農産物はもう御法度にならざるをえない。トレースできないのだから。「ゲノム編集」ノーベル賞に乗じたのか? あさましい。
 消費者は何が「ゲノム編集」かどうか、判断する術も奪われる。こんな施策が国会の審議もなく決まる日本という国は本当にどんな国なんだ。

 一方、EUやニュージーランドなどはこの「ゲノム編集」を遺伝子組み換えとして規制していくという。米国でも民間代替認証はこの「ゲノム編集」を認めないから、民間代替認証のついた食品を買っていけば、それを避けることができる。でも、このままでは日本ではできなくなってしまう。続々と「ゲノム編集」された食品の問題が指摘される中で、こんな決定が下される。ありえない。

 もう、我慢はゴメンだ。これを覆そう。まずどこから覆せるか、知恵を絞らないと。

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