放射線測定:高い場所はどこだ?

放射線測定 @砧公園 正面煙突は清掃工場の焼却炉の煙突松戸市役所が貸し出すHORIBA PA-1000Radiで松戸市上本郷の放射線測定したら、雨樋の下など2.5μSv/hという高い値が出た。そこでRADEX RD1706を入手し、世田谷区砧公園周辺を測定してみた。

砧公園はすぐ側に焼却所もある(左写真。目の前の煙突は清掃工場の焼却炉だ)。しかし、値は思ったより低く、0.08μSv/h。公園で落ち葉の上ではしゃぐ子どもたちの姿を見て、「落ち葉には放射性物質がついているから、子どもたちが被曝してしまう。でもよその子に遊ぶなとは言えないし」と暗澹たる気持ちになっていたが、一面、落ち葉が厚く敷き詰められているような場所の地面すれすれを測定しても、値は0.08〜0.12。落ち葉のないところ、あるいは地面から1m離れたところの空間線量と大きな違いがない。道沿いの排水口もそれほど高くはなかった。

0.114μSv/hでほぼ年間1mSvとなる(0.114μSv/hx24x365=998.64μSv/y)。このRD1706はγ線だけでなく、β線も関知するということで高めに出るという。

放射線測定 花壇の枠の中何カ所も計ったが風通しのいいところでは高い放射線量は測定されなかった。しかし、風のふきだめとなるような風をブロックするような場所では放射線量は高い。

右の値は0.32μSv/h。0.30μSv/hでアラーム音が出る設定になっているため、時折、アラームが出た。あちこち、計るうちに、ここは高そうだ、と予測がつくようになってくる。

上の写真と同じ場所世田谷区砧公園周辺では風通しのいいところで放射線量の高いところは見つからなかった。しかし、風通しが遮られるところでは、放射線は高いところがある。風通しが悪そうなところはすべて高いかというとまたそうでもないのだが。

落ち葉をすべて隔離するとなれば保管場所が大変だ。しかし、実際に危険な値を示すのはすべてではない。測定しながら実際に危険で隔離しなければならない落ち葉は世田谷区のレベルではかなり限定できそうだ。それを隔離することで効果的に危険を減らせるだろう。

また外で子どもが遊ぶ時は、風通しのいいところで遊ばせて、吹き溜まりのようなところには近づかないことを徹底すれば子ども被曝は減らせるだろう。犬の散歩でも吹き溜まりのような場所はできるだけ避けた方がいい。

実際に測定することで、放射性物質がどんな場所に蓄積していくのか、イメージできてくる。それは落ち葉よりもはるかに軽く、風で移動してしまう(高汚染地域ではすでに落ち葉や樹木、土壌やコンクリートに深く放射性物質が入り込んでしまっているだろうから、状況は地域によりかなり違うだろう。松戸市では剪定した樹木はすでに高い放射性物質が付着しているため、焼却も不可能、隔離の処理となっていると聞く)。

それだけ軽いものであれば、窓を開けたり、衣服に付着する形で室内に入っていくことは十分想像できる。そして、室内の暖房などで室内を回流するだろう。蓄積する一方になっていくと考えると危険だ。これに対しては空気清浄機が相当役立つだろう。測定するまで、空気清浄機が役立つというイメージがわかなかったのだけど、この結果を考えれば放射性物質は室内の空気の移動でも必ず動くはず。空気清浄機をその対流の中に入れておけば、確実にそれを捉えるはずだ(HEPAフィルターなどは放射性物質の除去に期待できる)。

室内の水拭きが奨励されていて、やらなければとも思うが、水拭きできないような場所もあるし、日常生活を送っていく中でなかなかやろうと思ってできないことも多い。でも空気清浄機を回すことは実践しやすい。安価なものも最近は出ているし。

世田谷区の放射能汚染も決して安心できる状態ではないだろう。特に子どもはもっと放射線量の低い地域に避難できれば避難することが望ましいと思う。決して、こうすれば世田谷でも安全というつもりはまったくない。また瓦礫焼却によって事態は急激に悪化する可能性もある。しかし、生活する以上は放射線量を量り、その危険の度合いを把握することは大いに勧めたい。

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