米国にタネを支配されたインドの闘い

 インドのコットンのグラフ。以前は97%がインド在来のコットンだったが、米国のコットンが押しつけられ1%に減ってしまう。
 1947年のインドの独立以来、一貫してその圧力を受け続けてきたことがわかる。インドの独立は植民地支配から新植民地主義への転換に過ぎず、2002年からの遺伝子組み換えコットンもその延長線に過ぎないとも言える。

 このグラフを見て思い出したのが最近の日本の登録品種。国産品種が減って、外国産品種が優勢になりつつある。

 果たして日本はインドの後を追う? そうはならない? 種苗法改正はどちらを後押しする? 在来種を守る法律は日本には存在していない。

 インドで遺伝子組み換えコットン(Btコットン)栽培が始まって以来、Btコットンは殺虫剤いらないと宣伝されたのに、殺虫剤の使用は劇的に増えている。そして債務で自殺するインド人農家の数は膨大な数になっている。

 絶滅しかけた在来の種、デシ・コットン(Desi)を取り戻して、この窮状を変えようとSeed Freedom運動が各地に拡がり、シードバンクを設置して、デシ・コットンの普及を図ろうとしている。それはインドの法にも反映された。真の独立に向けた動きと言えるかもしれない。

 種子主権をもたなければ民主的な社会は作れないと言う。果たして日本に種子主権は存在していると言えるだろうか?

Desi cotton declined from 97% to 1%

Increase in insecticide usage on cotton

日本の登録品種のデータは農水省から

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