インドの「種子の母」に国際的な賞

 急速に種子企業の独占が強められ、各国の種子制度が変えられようとする中で、抵抗も生まれていて、そして大きな成功もあげている。インドの少数民族の女性が伝統的な種子を復活させ、インドの「種子の母」といわれるに至った、その活動を収めた3分の短編映画がカンヌの賞を受賞した(1)。

 Rahibai Soma Popereさんは子どもたちの栄養状態が悪くなったのが企業が作る改良種とそれに使われる化学肥料や農薬のせいだと考えた。改良種は化学肥料や農薬を必要とするだけではない。伝統的な種子に比べ、水を大幅に消費しないと育たない。雨の少ない時には大きな問題となる。そこで彼女は失われかけていた伝統的な種子を回復させる。その種子は子どもたちに栄養を、そして気候変動にも強く安定した農業生産をコミュニティにもたらした。

 BBCが取材したビデオがFacebookやTwitterでも流れている。とてもわかりやすく、その価値が伝わってくる。英語字幕あり。

(1) India’s ‘Seed Mother’ Single-Handedly Preserved 122+ Native Crop Varieties; Film On Her Life Wins Cannes Award

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