Galaxy S

Galaxy Sを購入した。なんか買い物が続くが、ここ5年間ほとんど何も買わずにいて、たぶん、これでしばらく数年何も買わない生活に戻るのだろう。

携帯電話についてはあれこれ迷った。

1. ケータイなしで過ごす
2. ガラパゴスケータイにする
3. スマートフォンを買う

子どものペースメーカーへの影響の問題もあり、電磁波が気になるので、なしで過ごせたらそれはそれでいいのだが、しばらくケータイなしで過ごし、結局、周囲の人に迷惑をかけるは、街には公衆電話はないはで、やはり1は継続不能と判断。

一方、スマートフォンを買うにもDoCoMoなどでの料金を考えると、高すぎる。また、スマートフォンが増えているとはいえ、まだ大多数はガラケー(従来の日本のケータイ)であり、所得の低い人の場合はスマートフォンは厳しい。そうした人たちに使えるサービスを開発することを考えればガラケー向けが欠かせないだろう。となれば、2がいいのではと考えた。

その一方で、今使っているiPod Touch(第2世代)だけでは無線LAN環境のない状態でお手上げ状態になることも。となるとガラケー+日本通信b-mobileSIM+ポータブルWiFiルーター+スマートフォン(実質的に無線LAN端末)という手もある。これなら月額費用的にも押さえられる。

しかし、いくら個々の機器が小さいといっても、3つの機器を持ち歩くのはあまりに厳しいし、資源の無駄に思える。こうした機器は現状では希少資源も使うだけに購入は最小限に、買ったら壊れるまで使いたい。さらにガラケーの機種は多すぎて、しかもその多様さに意味ある相違を見いだせず、機種選択する気がそがれてしまった。

ということで結局、b-mobileのtalkingSIMにSIMフリーのGalaxy Sにした。ガラパゴスケータイを切ってしまったのは正直、後悔するところがなくもなかったけれども、ガラケー対策はシミュレーターで対応するしかない。

スマートフォンの候補としてはiPhone、Android(Windows Phoneは検討外)、でも、古いとはいえiPod touchを持っている上にiPhoneではApple寄りすぎでここは没。それではAndroidということでGalaxy Sをオンラインショップで購入した。世界を圧倒している韓国Sumsungや台湾HTCのすごさを感じるとともに、日本企業の出遅れには驚くばかり。

触ってみた最初の感覚としては、相当手応えのある端末だ、ということ。SSHのアプリケーションを入れればすぐにサーバーにアクセスできてしまう。外付けキーボードが付けば、これだけでかなり作業ができる。ちょっとした旅行であればPCは持たずに十分だろう。しかも軽い。

しかし、小さなPCという以上にPCを超えたところがあるのに驚いた。

まず、ディスプレーがすばらしい。PCのモニターが古色蒼然としてくる。あまりに鮮やかでPCではそんなに見栄えのしないYouTubeビデオも見違えてしまう。

WebもPC版と異なって、HTML5がばりばり使えるし、PC版よりもむしろ手のこんだものが作れるだろう。しかも、モバイルな環境で使えるので、PCのサブセット版ではなく、PCでは不可能な、ケータイならではのメディアとして構築することが考えていけるだろう。

そんな可能性を感じさせてくれるケータイだと思う。

さらに簡単にテザリングが可能(ただし暗号方式は簡易なWPA)なので、KindleやiPod touchなどの無線LAN環境をどこでも作ることができる(であればKindleを3G付きで買う必要はなかったことになる)。

いくつか個別のアプリケーションの評価。

Google Voiceサーチ…日本語のロケールを選択すると、日本語を対象としたVoiceサーチが可能になる。試してみたが、かなり正確に拾うので驚いてしまう。ケータイの場合は入力がきついと思っていたが、今後、さまざまな入力でこの仕組みが使えれば入力の困難さはなくなる。

ただし、Galaxy Sのロケール(言語)設定を日本語のままでは外国語を吹き込んでも日本語としてしか判断してくれないようだ。Merdaと入れたら値札と言われた。確かに音は近いけれども…。ロケールを変えれば対応してくれる可能性高いが、いちいち変えないとサーチできないというのでは使いにくい。

Googleマップ…精度は10メートル以上ずれる時があるが、ケータイの向きはしっかりと把握している。常時GPSをオンにしていればプライバシー問題は出てくるが迷子になった時は便利だろう。

Googleナビ…これは自転車のナビゲーションに使えるかな、と一瞬思ったが、ちょっと難しい。まず動きにうまく追随してこない(これは改良が期待できるだろうが)。また、自動車前提のナビゲーションなので、自動車の一方通行の多くから自転車は除外されているのにそれが使えず遠回りになるし、自動車の少ない安全な道は選択されないことが多くなるだろう。歩行者のナビにも当然適さない。今時の車でカーナビのない車も少ないので、車専用のナビがどれだけ意味あるか、このへんはGoogle側に工夫が必要だと思う。というかGoogleマップに歩行者を指定した経路検索ができるので、それをナビにするのはそう難しいことではないようにも思える。

プッシュメール…iモードのような配信されるとすぐに通知がくるプッシュメール、K-9 Mail+GMailで実現できそうだけど、K-9 Mailが起動されていなければプッシュされないのが難か?

ブラウザー…プリインストールされたブラウザーは評判がよくないようで、定番そうなDolphin Browserという無料のアプリケーションを入れてみたが、Mobile Safariに比べ、基本的な動作でかなり劣る感じは否めない。Android向け最適化をめぐってviewportが効かない、という苦情を聞いていたけど、部分的に拡大したい時も、Mobile Safariはほぼ的確な大きさに拡大、縮小してくれるのに、それができないために通常のPC向けサイトをスムーズに読むことにはやや難がある。Mobile Safariよりも多機能ではあるようだが。
WordPress用のプラグイン WPtouch はAndroidにもほぼMobile Safariと同等の見栄えを提供してくれるが、最適化されていないPCサイトは読むのに骨が折れる。今後に期待したいが、かなり差があると感じた。逆にいえば、Android用にWebサイトを最適化することにはそれだけメリットがあるということが言えるかもしれない。

Skype…通話ができるまともなアプリケーションがない? Nimbuzzというアプリケーションを試したが、音は聞こえるものの、こちらの声がまともな音質にならない。せっかくのマルチタスクが…。

Twitterアプリケーション…どのようなアプリケーションがあるのか、まだまだ不案内だが、使えこめそうなTwitterアプリケーションは残念ながら見つかっていない。その点でもiPhone/iPod touchはまだまだAndroidに対してアドバンテージがあると言えるだろう。でも、今後どうなっていくか。

テザリングの速度…そもそも自分の生活空間で3Gになるところがほとんどない。またb-mobileはパケット定額はありがたいがそもそも速度は期待できない。SoftBankではつながりにくい地域に住んでいるのだけど、それでもつながるだけありがたい。連れ合いの実家で過ごす時もこれでインターネットにつながるということでかなり助かる。

電源はやはり1日に一度は充電が必要となるレベルだろう。となると外でハードに使う場合、AC電源やUSBから充電できるが、補助バッテリーや補助電源が必要になってしまうだろう。

通話…本来電話ならば一番重要なのだろうが、電話は大嫌いなので、最小限しか使いたくない(電話をするのもされるのも好きではない)。特にクリアであるとは思えなかったが、特に大きな支障はなさそう。

ということで、これでなんとか新しい生活がスタートできそうだ。

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