Kindle 2

PDFリーダーとして読もうとした時に現状のKindleは以下の欠点を持つと思う。

1. フォント組み込んだPDF以外の日本語のPDFは文字が何も表示されない。
2. 表示サイズが新書本サイズなので、大きな版のPDFを表示するには小さすぎる。

1の点はそのPDFが改変可能になっていれば、フォント組み込みに書き換えてやればいい。でもそれが禁止されたPDFファイルであれば、現状ではまったく読めないだろう。これは今後のファームウェアのアップデートで解決することを期待できるかどうか?

2の点はたとえばKindleを横位置にしてやることで多少大きな版のPDFファイルもそこそこ読める字の大きさにできなくはないが、その場合、1ページを3スクロールすることになるなど、なにせ表示される部分が小さいため、見通しが悪くなる。

これはものによってはひじょうにやりにくくなる。余白の大きなレイアウトなどされていると、120%くらいフォントを拡大したいところだけれども、現状のKindleには150%からとなっており、そうした微調整ができない。これは将来的には解決が期待できなくはないが。

やはり、よくあるA4版のPDFファイルを読むことを考えるとKindleサイズよりも、iPadサイズの方が適している。ただし、バックライトのあるiPadで長文のPDFを読むのはかなり目には負担になるとは思うが、机に向かって読まなくていい点はプラスではあるだろう。あるいはKindle Deluxeか。

かといって、そういくつも同じような端末持つわけにはいかないだろうが。

日本語処理の件などもあり、Kindleは即買いではなく、ちょっと待った方が賢いかもしれない。

こちらとしてはPDFファイルはどんなことをしても読むし、電子書籍の可能性を考えたいので、早めに買ったことは後悔はしていないが、展望としては結構大変だと思い始めている。

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