市民とメディアが作るメディアのCSR Twitterをはじめよう!

9月4日、武蔵野・三鷹メディフェス2010にA SEED JapanメディアCSRの方々に呼んでいただき、Twitterの講座をやらせていただきました。

メディアCSRプロジェクトとは「マスメディアが報道における公共性・独立性を発揮し、市民が主体的にメディアを選択する社会を創造するプロジェクト」とのことで、テレビ局の姿勢に市民の側から積極的に注文を付けていこうとさまざまな働きかけを行っています。

情報産業が寡占状態になっているいびつな日本でこのような試みはなかなか意義深いと思います。

そのプロジェクトとTwitterをどう使うか、という2つの軸をどううまくかみ合わせるかということですが、直前に食あたりという不運で準備不足となってしまい、十分かみ合えなかったかもしれませんが、A SEED Japanや年齢層の幅のある参加された方たちにはいろいろ学ばせていただく機会となりました。

とりあえずはプレゼンファイルです。

放送局に勤めておられた方から三宅島問題の掲示板がすぐれていること、アーカイブとして優れている、管理者の管理方針がよく参加者に知られている、などの提起を受けました。掲示板の管理はなかなか大変でテーマを選ぶ気がしますが、確かにアーカイブが利用できることなどはメリットだろうと思います。TwitterもTogetterなどアーカイブ化するような使い方できなくはないですが、過ぎ去ったデータをいかに生かすか、という点は難しいところもあると思います。

Twitterをきっかけにさらに別な仕組みでネットワークを深化させていくような方法は今後、もっと試したいところです。

社会を変えるためには情報をまず民主化しよう、ということで、Twitterはかなり使える。特に世界大でさまざまな動きを作るのに適していると思いますが、同時にTwitterだけに依存できないジレンマがあります。どうTwitterをさまざまな局面で活用してTwitterに留まらないネットワークに発展させていけるのか、まだこれ、という実例は見つからないのだけれども、試して行ければと思っています。

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